ねこさんなのです
以下は、元のモーションで使われてるモデルが足が長すぎて
別モデルにモーションを持って来たら・・という例です

↑(左)モーションそのまま (右)IKベイクあり
ヽ(`ヮ´)ノ
IKベイクとは、IKを使ってるモーションをIKを使わずに
実現するアレです
(`ヮ´)< IK bake / IK baking は「IKの焼き込み」
・IKが動作しない、あるいはMMDと互換性の低い環境で
モデルをダンスさせたい
・モデルに標準でないIKを追加するので標準のIKを使いたくない
・身長や足の長さが異なるモデルでモーションを転用したい
のようなときにベンリです
特にIKの位置が異なるモデルで作られたモーションの移植では
IKの位置を各ボーンの角度で再現してくれるのでオリジナルに近い
モーションが作りやすくなります
(`ヮ´)<ボーンの移動に倍率かけて補正したらいい?
(`ヮ´)<センターからの距離が左右足IKでずれてたら面倒かもです
今回は足IK(+つま先IK)に限ってIKベイクを実際にテスト
してみました
・モーション:【APヘタリアMMD】[A]ddiction(ロココ調の右)
↑中央の好青年(しゃち式イギリス)でトレースされたモーション
以下、IKベイクの実際の作業を説明しますです
・・・
○準備
グラボはラデオンでやっておきました
(Nびでぃあのグラボとか特に不要です)
(1)MMD DirectX9 32ビット版をインストール
http://www.geocities.jp/higuchuu4/
↑64ビットと書いてない方が32ビットです
MikuMikuDance_v926.zip
(2016/03/26現在)
実はMMEとは同時に使えません>(`ヮ´)b
・・のですが、現在64ビット版のMMDを普通に使ってるので
今回は64ビットのMMDはいじらず、別フォルダで
MMD32ビット版を別に動くようにして区別しやすくしました
(2)MMD Bridgeをインストール
レンダリング用ツールですが今回はIKベイクのためだけに
インストールします
http://mmdbridge.render.jp/
↑MMDBridge
http://mmdbridge.render.jp/download
↑ダウンロード
64ビット版もあるようですが、上記の通り区別しやすくするため
32ビット版を入れることにしました
32ビット版は MMDBridge_069_Alembic.zip が最新のようです
(2016/03/26現在)
念のため、ZIPを右クリックで「ブロック解除」>(`ヮ´)b
指示に従ってMMD32ビット版のフォルダに展開します
繰り返しになりますが、MMEと共存できませんので
通常使ってるMMDとは別のフォルダにMMDBridge専用の
MMDをインストールするべきでしょう
(3)MMDを起動して設定

↑ごごごごご・・
MMDBridgeとかいうメニューが増えてれば成功です
もし失敗したら32ビット版(MMD、MMDBridgeとも)を
ちゃんと入れたかを確認してみましょうです

↑MMDBridgeのメニューから設定します
・スクリプト
mmdbridge_vmd.py
・呼び出し設定
「実行する」
あとは何フレームまで出すかを指定してください
出すだけなら10000フレームとかでもヘイキです
|`ヮ´)<出すだけならな
設定できたら「OK」
(4)AVI出力
あとはモデルを1つだけ読み込み、モーションを読み込み、
AVI出力するだけです
AVI自体は使わないので出力サイズは640×360とか
小さいままでいいかと思います
この状態でAVI出力すると、最初と最後にダイアログが出ますが
エラーが起きなければ・・
MMDBridgeをインストールしたフォルダの下の「out」という
フォルダの下に、「モデル名.vmd」というモーションデータができます
これがIKおよび物理をすべて書き込んだvmdファイルと
なっています
(5)後処理
今回は足IKに関係する部分しか用いませんので、出力した
vmdから足関係以外のボーンをすべて削除するプログラムを
作成しておきました
全出力結果だと膨大になりますのでMMDで扱える
データ量を超えてしまう可能性があるようです
そのような場合にMMMを使う手法もあるようですが
今回は足関係だけのVMDデータを作るようにしており
何の問題も起きていません
・・・
○応用とか
今回は足IKでしたが、例えば腕IKを使ったモーションを
作成して配布などする場合、実はほとんどのモデルに
腕IKは標準では入っていないので、この手法を用いて
モーションを変換し腕IK不要のモーションを作り直す・・
(`ヮ´)<というのがいちばんありそうな利用方法かもです
一方、MMD以外の分野に応用するシーンも最近
多いと思われます
MMD以外にモーション・モデルを転用する場合は、
それらの各種規約に注意してくださいです
今回はMMD以外にはモーション・モデルとも
まったく適用していないことを付記させて頂きます
今回の記事では触れませんでしたが、新体操とかの
トレーニングのポーズを別件で作っており
足IKを使わずヘンな独自IKを入れたいという状況が
発生したので今回の記事を書いたという事案でした
(`ヮ´)<それで水着だったのです
などと訳のわからない供述をしており捜査当局は慎重に
・・・
○実際の使用例

↑磯波「あ、あの、私の太腿も、ねじれてるような気が・・」
(`ヮ´)<ま、待て・・とらはぜ氏が吹雪型V3をつくってくださる・・
(`ヮ´)<それまで・・そのポーズで持ちこたえるのです・・
ずさーc(っ`ヮ´)っー!
以下は、元のモーションで使われてるモデルが足が長すぎて
別モデルにモーションを持って来たら・・という例です

↑(左)モーションそのまま (右)IKベイクあり
ヽ(`ヮ´)ノ
IKベイクとは、IKを使ってるモーションをIKを使わずに
実現するアレです
(`ヮ´)< IK bake / IK baking は「IKの焼き込み」
・IKが動作しない、あるいはMMDと互換性の低い環境で
モデルをダンスさせたい
・モデルに標準でないIKを追加するので標準のIKを使いたくない
・身長や足の長さが異なるモデルでモーションを転用したい
のようなときにベンリです
特にIKの位置が異なるモデルで作られたモーションの移植では
IKの位置を各ボーンの角度で再現してくれるのでオリジナルに近い
モーションが作りやすくなります
(`ヮ´)<ボーンの移動に倍率かけて補正したらいい?
(`ヮ´)<センターからの距離が左右足IKでずれてたら面倒かもです
今回は足IK(+つま先IK)に限ってIKベイクを実際にテスト
してみました
・モーション:【APヘタリアMMD】[A]ddiction(ロココ調の右)
ねこさんなのです@neko3nano
┌(┌ ヮ`)┐<(右)IKベイク https://t.co/nAt55ZDpo5
2016/03/26 15:12:48
↑中央の好青年(しゃち式イギリス)でトレースされたモーション
それを両脇の「Sengaeru式」で再現しようとしてみました
今回はたまたま各種モーションをチェックして最初にわかりやすい
(IKベイクで直しやすい)破綻が起きたのが上のモーションで、
そのモーションをトレースされるのに使われていたのが
英モデルであり、特にモデル・モーション選定に深い理由は
なかったことをお断りしておきます
(左)モーションそのまま(白雪)
だと屈むシーンで足が届かず破綻が見られます
(右)IKベイク(磯波)
だと、横からみる限りでは青年の足のポーズを
再現できてる・・ように見えるかもです
今回はたまたま各種モーションをチェックして最初にわかりやすい
(IKベイクで直しやすい)破綻が起きたのが上のモーションで、
そのモーションをトレースされるのに使われていたのが
英モデルであり、特にモデル・モーション選定に深い理由は
なかったことをお断りしておきます
(左)モーションそのまま(白雪)
だと屈むシーンで足が届かず破綻が見られます
(右)IKベイク(磯波)
だと、横からみる限りでは青年の足のポーズを
再現できてる・・ように見えるかもです
以下、IKベイクの実際の作業を説明しますです
・・・
○準備
グラボはラデオンでやっておきました
(Nびでぃあのグラボとか特に不要です)
(1)MMD DirectX9 32ビット版をインストール
http://www.geocities.jp/higuchuu4/
↑64ビットと書いてない方が32ビットです
MikuMikuDance_v926.zip
(2016/03/26現在)
実はMMEとは同時に使えません>(`ヮ´)b
・・のですが、現在64ビット版のMMDを普通に使ってるので
今回は64ビットのMMDはいじらず、別フォルダで
MMD32ビット版を別に動くようにして区別しやすくしました
(2)MMD Bridgeをインストール
レンダリング用ツールですが今回はIKベイクのためだけに
インストールします
http://mmdbridge.render.jp/
↑MMDBridge
http://mmdbridge.render.jp/download
↑ダウンロード
64ビット版もあるようですが、上記の通り区別しやすくするため
32ビット版を入れることにしました
32ビット版は MMDBridge_069_Alembic.zip が最新のようです
(2016/03/26現在)
念のため、ZIPを右クリックで「ブロック解除」>(`ヮ´)b
指示に従ってMMD32ビット版のフォルダに展開します
繰り返しになりますが、MMEと共存できませんので
通常使ってるMMDとは別のフォルダにMMDBridge専用の
MMDをインストールするべきでしょう
(3)MMDを起動して設定

↑ごごごごご・・
MMDBridgeとかいうメニューが増えてれば成功です
もし失敗したら32ビット版(MMD、MMDBridgeとも)を
ちゃんと入れたかを確認してみましょうです

↑MMDBridgeのメニューから設定します
・スクリプト
mmdbridge_vmd.py
・呼び出し設定
「実行する」
あとは何フレームまで出すかを指定してください
出すだけなら10000フレームとかでもヘイキです
|`ヮ´)<出すだけならな
設定できたら「OK」
(4)AVI出力
あとはモデルを1つだけ読み込み、モーションを読み込み、
AVI出力するだけです
AVI自体は使わないので出力サイズは640×360とか
小さいままでいいかと思います
この状態でAVI出力すると、最初と最後にダイアログが出ますが
エラーが起きなければ・・
MMDBridgeをインストールしたフォルダの下の「out」という
フォルダの下に、「モデル名.vmd」というモーションデータができます
これがIKおよび物理をすべて書き込んだvmdファイルと
なっています
(5)後処理
今回は足IKに関係する部分しか用いませんので、出力した
vmdから足関係以外のボーンをすべて削除するプログラムを
作成しておきました
全出力結果だと膨大になりますのでMMDで扱える
データ量を超えてしまう可能性があるようです
そのような場合にMMMを使う手法もあるようですが
今回は足関係だけのVMDデータを作るようにしており
何の問題も起きていません
・・・
○応用とか
今回は足IKでしたが、例えば腕IKを使ったモーションを
作成して配布などする場合、実はほとんどのモデルに
腕IKは標準では入っていないので、この手法を用いて
モーションを変換し腕IK不要のモーションを作り直す・・
(`ヮ´)<というのがいちばんありそうな利用方法かもです
一方、MMD以外の分野に応用するシーンも最近
多いと思われます
MMD以外にモーション・モデルを転用する場合は、
それらの各種規約に注意してくださいです
今回はMMD以外にはモーション・モデルとも
まったく適用していないことを付記させて頂きます
今回の記事では触れませんでしたが、新体操とかの
トレーニングのポーズを別件で作っており
足IKを使わずヘンな独自IKを入れたいという状況が
発生したので今回の記事を書いたという事案でした
(`ヮ´)<それで水着だったのです
などと訳のわからない供述をしており捜査当局は慎重に
・・・
○実際の使用例

↑磯波「あ、あの、私の太腿も、ねじれてるような気が・・」
(`ヮ´)<ま、待て・・とらはぜ氏が吹雪型V3をつくってくださる・・
(`ヮ´)<それまで・・そのポーズで持ちこたえるのです・・
ずさーc(っ`ヮ´)っー!