ねこさんなのです

以下は、元のモーションで使われてるモデルが足が長すぎて
別モデルにモーションを持って来たら・・という例です


bake01









↑(左)モーションそのまま (右)IKベイクあり

ヽ(`ヮ´)ノ

IKベイクとは、IKを使ってるモーションをIKを使わずに
実現するアレです

(`ヮ´)< IK bake / IK baking は「IKの焼き込み」

・IKが動作しない、あるいはMMDと互換性の低い環境で
 モデルをダンスさせたい
・モデルに標準でないIKを追加するので標準のIKを使いたくない
・身長や足の長さが異なるモデルでモーションを転用したい

のようなときにベンリです

特にIKの位置が異なるモデルで作られたモーションの移植では
IKの位置を各ボーンの角度で再現してくれるのでオリジナルに近い
モーションが作りやすくなります

(`ヮ´)<ボーンの移動に倍率かけて補正したらいい?
(`ヮ´)<センターからの距離が左右足IKでずれてたら面倒かもです

今回は足IK(+つま先IK)に限ってIKベイクを実際にテスト
してみました

・モーション:【APヘタリアMMD】[A]ddiction(ロココ調の右)



↑中央の好青年(しゃち式イギリス)でトレースされたモーション






それを両脇の「Sengaeru式」で再現しようとしてみました

今回はたまたま各種モーションをチェックして最初にわかりやすい
(IKベイクで直しやすい)破綻が起きたのが上のモーションで、
そのモーションをトレースされるのに使われていたのが
英モデルであり、特にモデル・モーション選定に深い理由は
なかったことをお断りしておきます

(左)モーションそのまま(白雪)
だと屈むシーンで足が届かず破綻が見られます

(右)IKベイク(磯波)
だと、横からみる限りでは青年の足のポーズを
再現できてる・・ように見えるかもです

以下、IKベイクの実際の作業を説明しますです


 

 ・・・


○準備

グラボはラデオンでやっておきました
(Nびでぃあのグラボとか特に不要です)

(1)MMD DirectX9 32ビット版をインストール

http://www.geocities.jp/higuchuu4/
↑64ビットと書いてない方が32ビットです

MikuMikuDance_v926.zip
(2016/03/26現在)

実はMMEとは同時に使えません>(`ヮ´)b

・・のですが、現在64ビット版のMMDを普通に使ってるので
今回は64ビットのMMDはいじらず、別フォルダで
MMD32ビット版を別に動くようにして区別しやすくしました

(2)MMD Bridgeをインストール

レンダリング用ツールですが今回はIKベイクのためだけに
インストールします

http://mmdbridge.render.jp/
↑MMDBridge

http://mmdbridge.render.jp/download
↑ダウンロード

64ビット版もあるようですが、上記の通り区別しやすくするため
32ビット版を入れることにしました

32ビット版は MMDBridge_069_Alembic.zip が最新のようです
(2016/03/26現在)

念のため、ZIPを右クリックで「ブロック解除」>(`ヮ´)b

指示に従ってMMD32ビット版のフォルダに展開します

繰り返しになりますが、MMEと共存できませんので
通常使ってるMMDとは別のフォルダにMMDBridge専用の
MMDをインストールするべきでしょう

(3)MMDを起動して設定

bake02




↑ごごごごご・・

MMDBridgeとかいうメニューが増えてれば成功です

もし失敗したら32ビット版(MMD、MMDBridgeとも)を
ちゃんと入れたかを確認してみましょうです

bake03












↑MMDBridgeのメニューから設定します

・スクリプト
  mmdbridge_vmd.py
・呼び出し設定
 「実行する」

あとは何フレームまで出すかを指定してください

出すだけなら10000フレームとかでもヘイキです
|`ヮ´)<出すだけならな

設定できたら「OK」

(4)AVI出力

あとはモデルを1つだけ読み込み、モーションを読み込み、
AVI出力するだけです

AVI自体は使わないので出力サイズは640×360とか
小さいままでいいかと思います

この状態でAVI出力すると、最初と最後にダイアログが出ますが
エラーが起きなければ・・

MMDBridgeをインストールしたフォルダの下の「out」という
フォルダの下に、「モデル名.vmd」というモーションデータができます

これがIKおよび物理をすべて書き込んだvmdファイルと
なっています

(5)後処理

今回は足IKに関係する部分しか用いませんので、出力した
vmdから足関係以外のボーンをすべて削除するプログラムを
作成しておきました

全出力結果だと膨大になりますのでMMDで扱える
データ量を超えてしまう可能性があるようです

そのような場合にMMMを使う手法もあるようですが
今回は足関係だけのVMDデータを作るようにしており
何の問題も起きていません


 ・・・


○応用とか

今回は足IKでしたが、例えば腕IKを使ったモーションを
作成して配布などする場合、実はほとんどのモデルに
腕IKは標準では入っていないので、この手法を用いて
モーションを変換し腕IK不要のモーションを作り直す・・

(`ヮ´)<というのがいちばんありそうな利用方法かもです

一方、MMD以外の分野に応用するシーンも最近
多いと思われます

MMD以外にモーション・モデルを転用する場合は、
それらの各種規約に注意してくださいです

今回はMMD以外にはモーション・モデルとも
まったく適用していないことを付記させて頂きます

今回の記事では触れませんでしたが、新体操とかの
トレーニングのポーズを別件で作っており
足IKを使わずヘンな独自IKを入れたいという状況が
発生したので今回の記事を書いたという事案でした

(`ヮ´)<それで水着だったのです

などと訳のわからない供述をしており捜査当局は慎重に


 ・・・


○実際の使用例

bake04



 




↑磯波「あ、あの、私の太腿も、ねじれてるような気が・・」

(`ヮ´)<ま、待て・・とらはぜ氏が吹雪型V3をつくってくださる・・
(`ヮ´)<それまで・・そのポーズで持ちこたえるのです・・

ずさーc(っ`ヮ´)っー!