ねこさんなのです

この記事は、らでおんのグラボで動作を確認しています

先日 Windows10 に移行したのでMMD関連技術の
同OSでの動作確認テストをしたという記事です

IKベイクとはIK焼き込み、つまりIKを使っている
モーションをIK使わないように変換したいときなどに
使う技術です

http://neko3nano.blog.jp/archives/4934458.html
↑(2015/03/27)IKベイクとMMDBridge

上記の記事は Windows8 で確認しておいたもので、
今回の記事は Windows10 によるものです

前回も今回もMMD以外のプログラムでは各種データを
利用していません(気にされる方もいるかと思いますので
最初に断っておきます)


 

○作業の目的

足の長いMMDモデル(特に男性モデル)で
トレースされたモーションを足の短いモデルで
使おうとすると、特にしゃがんで足を地面に
投げ出したようなポーズで再現性が悪くなります


↑説明用に動画があったほうが良いかと思って用意しました

ついったーが先日140秒までの動画投稿に対応したので
いつもより長い動画となっています(説明用ですので
音声なしです)

○モーション
・雲の遺跡(alternative) あっきー氏作成

○トレース元のモデル
・kanaha氏作成の「APヘタリア イギリス」

○オリジナルのしゃがみシーン

mmd03


 










↑好青年がしゃがみからターンを決めようとするシーン


 ・・・


○IKベイクなし

mmd04 












↑白雪の足が・・うわー

足の稼働半径を超えてしまった(=足が短い)ので
モデルのポーズがおかしくなってしまいました


 ・・・


○IKベイクあり

mmd05 












↑この白雪の足はオリジナルに近い位置にあります

IKベイクではIKを使わず、足やヒザなどの
ボーンの角度を逐一記録します
(データ量は増えます)

そのため高身長のモデルを用いたモーションを
低身長のモデルに使うときなどに、再現性が
高い方式であると言えます

IKベイクで作ったモーションを使うときには
モデル側の左右足IK、左右つま先IKは
OFFにしておく必要があります


実は前回の記事(03/27)と違う点ですが
吹雪型のモデルが新型のV3になっていて
自動腿捩りという機能がついていますのです

それで足の回転の自由度がさらに増していて、IKベイク
との相性も良くなってる気がしますので付記しておきます


 ・・・


○MMDBridge のダウンロード

http://mmdbridge.render.jp/
↑(公式)

http://mmdbridge.render.jp/download
↑ダウンロード

MMDBridge ver 0.70 Alembic(32bit) 約12MB
MMDBridge ver 0.70 Alembic(64bit) 約12MB

現在の最新は ver 0.70 です

○過去のバージョン ver 0.69 でのエラーを確認

実は win8 では ver 0.69 を使っていたのですが
 Windows10 にOS更新した瞬間に・・

mmd06

 




↑この見てはいけないものを見てしまった感です

「 python error 

 <class 'IndexError'>: invalid vector <T> subscript:
 File "<string>", line 27, in <module> 」

みたいなことが出ているかもしれませんが肉眼で見ると
死にますのでゼッタイに目を合わせてはいけません

d(`ヮ´)<そのまま ver 0.70 を入れて上記は忘却した


 ・・・


○MMDBridge のインストール

実は MMDBridge と MME は併用ができません
(できるかもしれませんがやめたほうがいいかもです)

よって通常の MME を使ってる MMD 64bit 版とは別に、
MMD 32bit 版を別フォルダにインストールし
そこに MMDBridge ver 0.70 Alembic(32bit) を
展開して起動することにしました
(64ビット版でないのは間違えないようにするため)

作業としては MME と同じで、展開してできたものを
 MMD と同じフォルダにコピーするだけです

mmd07
 
 




↑インストールに成功してればメニューに
 「MMDBridge」が追加されています

○MMDBridge を使用してIKベイク

「MMDBridge」のメニューをクリックします

mmd08


 









↑「プラグイン設定」より
 「mmdbridge_vmd.py」「実行する」
 「出力したいモーションのフレーム」
 (この例では0~8000フレーム)

これで「OK」を押すと準備完了です

あとはモデルを読み込んでAVI出力をすると

mmd09 






↑「vmd export started」というダイアログが出ます

「OK」を押すとAVI出力完了時にはMMDの
フォルダの下の「 out 」というフォルダの下に、
「モデル名.vmd」というファイル名で目的の
 vmd ファイルが作成されているはずです


 ・・・


注意点ですが「雲の遺跡(alternative)」は
「kanaha式 (APヘタリア) イギリス」でトレース
されてることがりどみに書かれていますので
今回は該当モデルを MMDBridge ありのMMDで
読み込んでIKベイクをすることができました

しかし、一般的にはどのモデルを用いてモーション
トレースしたか明記してないモーション作成者も
いらっしゃるかもです

その場合は vmd や配布動画を眺めてモデルを
推測するしかなく、多少難しい作業となります



 ・・・


出力された vmd はIKや物理を使わずにフレームの
モーションをボーンの角度で記録したものなので
サイズが割と大きくなってるので注意です

足ボーンに関するところだけ抜粋して(全部読んでも
構わないと思いますが・・)足の短いモデルでその
 vmd を読み込めば、足の長い元モデルのポーズの
再現性の高いモーションが得られると思います


 ・・・


足の長いキャラがしゃがんでるモーションを足の
短いキャラで再現したい場合は、IKベイクすれば
だいたい解決できると思います

他にも有用な使い方があるかもしれませんが
 Windows10 で少しつまずくポイントもあるかと
思ってこのような記事にしておきました

○モデル
・kanaha氏作成の「APヘタリア イギリス」
・とらはぜ式白雪
 衣装:アイマスDS シャイニーフェスタ衣装(灰色)
 (富竹P/紅ヒーP)
○アクセ・背景
・スカイドーム(怪獣対若大将P)

ずさーc(っ`ヮ´)っー!